公共新設キャンプ場がハズレが多い?マーケティングコンサルタントが語る成功の戦略とは?

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どうもArioseコンサルティング代表の菊田です。

ここ最近のキャンプブームにのって
地方公共でのキャンプ場運営事業が活発化しています。

 

僕の地域でも、以前まではドライブインだったようなところや、
使われていない○○並木公園なんかがキャンプ場として
公共団体が設備投資している現状があります。

 

ただ、キャンプを長年楽しんでいる方だったり、
自然で遊びなれている方だったりなんかには、
少し違和感を感じている方がいるのではないでしょうか?

 

その答えは、
キャンプ経験者やマーケティング知識が無い方が
施工企画を提案して主導に動いているために
無駄に初期費用と運営管理コストがかかり、
キャンプの魅力にかけるキャンプ場が出来てしまう事です。

 

まだキャンプ経験のない初心者キャンパーならまだしも
少し経験があるどのキャンパーさんなら言える事ですが、
キャンプ好きや楽しみ方を体感的に実感している個人や、
小規模団体が運営しているキャンプ場の方が人気があります。

その為、無駄に税金を使って無駄にコストをかけ過ぎた
公共団体のキャンプ場は見込んだ以上の収益が望めていないのが現状です。

 

■なぜ流行りに乗った公共キャンプ場は失敗するのか?

大なり小なりはあるけれど、
事業を立ち上げる以上は普通の経営者は
物事を必ずカテゴライズして考えるようにしています。

 

例えばインターネット上のメディアビジネスの場合には、
マーケッターとコンテンツライターとプロデューサーに分けます。

メディアの集客力やスキルで儲けるタイプなのか、
商品コンテンツ制作やデザイン提供サービスで儲けるのか、
トータルプロデュースで儲けるのか的な考え方ですね(^^

 

このように、1つのビジネスモデルをフォーカスしても、
大まかに3~5ほどのカテゴリーに分けられます。

 

■カテゴライズには本質と個性の見分ける

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では今回話をしている公共のキャンプ場ビジネスはどうか?

 

キャンプ場施設を利用者に楽しんでもらうのはもちろんですが、
ビジネスはその必要性が生まれなければ利益は発生しません。

 

そこでカテゴライズとして考えられるのは、
土地・資材・サービスのこの3つに分かれます!

 

そして利用者もキャンプやアウトドアを求めるユーザーなので
初心者なのか、中級者なのか、熟練者なのかを明確にし、
集客するユーザーの基本環境も重要になっていきます。

女性か男性か?子供向けか大人向けか?
田舎や自然を懐かしむ町暮らしか?
自然の遊び方を知らない純町育ちか?

そして一番重要なのは、
施設を立てる土地の個性を理解する事です。

 

例えば、キャンプ場運営で人気の山梨県のキャンプ場は、
東京都から車で約2時間ほどでアクセスが可能です。

 

都心では、都会育ちだけでなく地方から出てきた方で
家庭をもって暮らしている方なんども数多くいて、
幼い頃や青春時代に楽しんだ自然を求めて癒しを求める人や、
そもそも自然に触れてこなかった方が大人になってから
少しづつ自然の遊び方や楽しみ方を覚えていく方など様々です。

 

そこでアクセスしやすい地域と個性を生かした企画を考えれば、
自然と設備構造が固まってきますよね?

 

キャンプ場入口付近に設備投資をして
初心者からでも楽しめる形をとりながらも、
奥行きのあるサイトを広げて自然遊び慣れしてる方には、
もっと整備し過ぎていない環境を奥側へ形づくる形状です。

 

そういうキャンプサイトはほぼほぼ上手くいっています。
更に都会からのキャンパーは基本狭い空間でしか生活できません。

 

住んでいる地域での一人当たりのキャパ範囲というのは、
東京でいえば半径1mくらいです。

なので東京都内で皆がマンションなどの階層分け無しで
雑魚寝をしようとするとぎゅうぎゅう詰めで寝返りも出来ないくらい
都民一人ひとりが所有できる空間は極め狭いです。

 

逆に田舎になれば人ひとりの所有できる空間は半径100m~800mもあり、
この記事を書いているコロナ渦の状況でも自粛中であっても
散歩が出来るほど広い空間があります。

 

そんな都心暮らしで普段はマヒしているが蓄積している
高いストレスを癒してくれるキャンプ場への【土地費用】としての
収益モデルは圧倒的にWinWinで利益も上がります。

 

都会暮らしの方々が無料のキャンプ場を利用すると、
満員電車状態になって心休まる空間の確保が出来ないリッチなので
先ほどのカテゴライズした「土地」という武器をフォーカスすればいいですよね?

 

都会からは程遠い地域や田舎の個性ではどうでしょうか?

 

まず都会から離れて都会からもアクセスが遠い場所は、
逆に無料のキャンプ場であってもそうでない
隠れた川遊びや釣り場スポットやらがゴロゴロあります。

 

その地域に住む方やその近くの近接地域の方々は
そんな自分達だけの隠れスポットをたくさん知っているものです。

 

例えば僕が住んでいる高知県であれば、
四国自体に都会という都会は在りません(笑)

 

なのでキャンプでも渓流釣りでも海釣りでも
各種アウトドアを楽しもうと思えば【土地】には一切困りません。

 

ではどこに戦略をフォーカスすればいいのか?

 

それは…【設備】【サービス】のどちらかです。

 

どちらかというのは、スタイルの違いになります。

 

■カテゴライズの後のスタイル分布

 

地方や田舎のメリットとデメリットは
都会のほぼほぼ逆というのが言えます。

 

土地はあるのに物が少なく
自由度は高いのにサービスが少ないのが地方や田舎。

物はあるのに土地が少なく、
サービスは多岐にわたるのに自由度はない都会。

インターネットの普及で働き方や情報供給というのは、
中小規模のモデルだと大差が出なくなってきましたが、
アウトドアなどの環境の体験を利用するジャンルには
しっかりと色分けがされます。

 

では先ほど話に出た「スタイル」についてですが、
キャンプには大まかに3つのスタイルに分かれます。

一般的なキャンプとリゾートのように
執事付きのような便利キャンプのグランピング、
そしてサバイバルとキャンプの間のようなブッシュクラフト。

 

そしてスタイルを二つに分けるなら
キャンプとグランピングの2つに分けられます!

 

キャンプで土地の賃貸費に価値が出ない場合は、
設備に強みを出さなければなりません。

 

とは言え、設備といっても大規模な設備は必要なく、
清潔感のあるトイレやシャワーであったりです。

そして一番重要なのは建築物ではなく、消耗品です。

先ほど話をした田舎は土地はあるが物が少ないと言うように、
消耗品の確保や道具の確保がとても難儀です。

簡単に言えば道具や消耗品が充実した自然に溶け込む外観の
アウトドアステーションやショップを完備すれば戦略的に価値が出ます。

 

更に飛行機などで都会から遊びに来られる方なんかは、
オイルランタンなどの運搬が不可能になってくるので
オイルランタンのレンタルサービスなどもあっていいですね。

次にグランピングスタイルの場合では、
これは地方自治体などの予算編成にもよりますが、
一般的には手が出しにくいほどの高級サービスにフォーカスするといいです。

 

そもそもグランピングとは、
中世の貴族がピクニックやキャンプを楽しむ為に
執事、使用人や奴隷を数十人連れて荷馬車5,6台で平原へ向かい、
贅沢に自然を楽しむことがグランピングなので、
基本的に年収6000万以上の高所得者向けサービスくらいに
提供すると利用者は少なくても大きな利益を生みます。
海辺なんかは高級クルーザーなんか完備するとイイでしょう!

 

他にも重要な戦略は地域ごとの規制調査なども必要とされますが、
そこから地域への収益還元などを念頭に入れての戦略などを考えれば
更に目からウロコの戦略がいくらでも出てきますが、
今日はここまでにしておきます。

 

ぜひその際はArioseコンサルティングへ問い合わせ頂くか、
個人や企業で戦略をしていきたい方は弊社が運営している
オンラインビジネスマッチングキャンパス「ZEROBiz」
月額利用して頂ければと思います。

以上-菊田でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

菊田慎也┃KikudaShinya┃Date of birth┃1985/01/04┃A型 ArioseConsulting CO.,LTD CEO ・ウェブコンサルティング業・BizDLプラットフォームKWBC運営・コンテンツ販売・ウェブ広告など 大阪で2年半で飲食&サービス11店舗を運営する グループを立ち上げ年間数十億円の実績があり、 2013年頃から起業家兼ウェブコンサルタントとして インターネットビジネスでのメディア事業やコンテンツ販売で パソコン1つで月2800万円の売上げ実績を上げ! その後その経験実績ノウハウを携えて、 ITを活用して広く活躍ししながらも、 都会のストレスから離れ田舎の自由な暮らしを満喫する為、 出身地の高知県に帰郷して1から活動を再開するしていく。 ウェブメディア事業やコンテンツ事業をしながら、 オンライン起業スクール運営では月間日本で売上げ第2位! 受講者の88%が成果を上げる日本ナンバー1の実績経験を持つ。 今もWEBビジネスノウハウやリテラシー向上に尽力しながら ビジネスDLプラットフォームサービス「KWBC|」の運営に力を注いでいる。